アップルウォッチとパルスオキシメータ

Apple WatchとiPhoneの組み合わせは「健康管理」に有効だ。

・動きの種類や量が分かる「アクティビティ」

・あらゆる運動の記録「ワークアウト」機能などがある。

Apple Watchの魅力は、最初に設定をしておくだけで後は着けておくだけという「手軽さ」だ。

Apple Watchを装着してしばらく走っていると、「脈拍や振動」などからApple Watchが利用者の運動状況を推測し、屋内ランニングを行っているかどうかを訪ねてくる。

そこで［記録］をタップするだけで、運動を開始したタイミングにさかのぼって計測を開始してくれる。

「アクティビティ」機能では、移動距離やカロリーなどを計測してくれる。

「ムーブ」「エクササイズ」「スタンド」の3つの達成率が定期的に表示され、日々の運動量が把握できる。

・「ムーブ」…体を動かしたりしたときに消費されるカロリーを表す

・「エクササイズ」…早歩き以上の運動をした時間にあわせて表示される

・「タンド」…立ち上がって1分以上体を動かした時間

「ワークアウト」機能は、運動するときだけ起動して使用するアプリ。

数値に対して精度が高くかなり誤差なく計測できる。

ウォーキング / ランニング /サイクリング / エリプティカル / ローイング / ステアステッパー / HIIT / ハイキング / ヨガ / 機能的筋力トレーニング / ダンス / クールダウン / コアトレーニング / スイミング / 車椅子以上の15種類の他に、「ワークアウトを追加」機能があり、「野球」や「サッカー」など、たくさんの種類のワークアウトが揃っている。

iPhoneからあらゆる情報が整理されて見ることができる。

「フィットネス」を起動すると、概要が表示され、「アクティビティリング」をタップすれば履歴が表示され、日別にカロリー、エクササイズ時間、スタンド時間などが確認できる。

「カレンダーアイコン」をタップすれば、月ごとに確認もできる。

また、女性にとって嬉しい月経の「周期記録」機能がある。

月経の情報やその日の体調、基礎体温、排卵検査結果などが記録でき、月経が近づくと知らせてくれる。

さらに進化したApple Watch最新OS「watchOS 7」では新たに睡眠記録機能が搭載され、睡眠の質を向上させる手助けをしてくれる。

「睡眠」アプリで就寝時間と起床時間を設定しておけば、Apple Watchを腕につけて寝るだけで睡眠時間、眠りの深さ、睡眠中段回数、いびき、心拍数、呼吸の乱れなどを自動的に測定・記録できる。アプリ上からアラームのON / OFFもできるのでとても役に立つ。

管理という点では健康上のアドバイスなどが表示される「iPhoneのヘルスケア」が便利だ。

グラフ上に睡眠時間が表示され、睡眠傾向が把握できる。

このように、Apple Watchは持ち主専属の「トレーナー」であり、最高の「パートナー」なのだ

最新は、2020年9月に発売した「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」だ。

どちらを選んでもApple Watchのベースとなる機能は十分に使える。価格は「Apple Watch Series 6」が42,800円（税別）から、「Apple Watch SE」が29,800円（税別）から（アップルストア価格）。2モデルの価格差は13,000円だ。

買うなら「Apple Watch Series 6」

Series 6だけの機能として、新しく血中酸素ウェルネスアプリが搭載。

ユーザーの血中に取り込まれている酸素のレベルを装着したApple Watchで簡単に測定し、一般的なウェルネスとフィットネスの用途に役立てられる機能。

最近「コロナ」で注目の「パルスオキシメータ」機能だ。

Apple Watch Series 6には、「Apple Watch Series 5」で採用された常時表示のRetinaディスプレイが搭載されている。

画面が真っ黒のスリープ状態にならないという機能だ。

非搭載の「Apple Watch SE」でも腕を上げるとパッと画面が付くので不便ではない。

それでも常時表示のほうが、さっと時刻を確認できて便利だし、腕時計らしい見た目だ。

ちなみに、「Apple Watch Series 6」では、残量が0％の状態から100％までのフル充電が約1.5時間以内（80％までなら約1時間以内）で済む。

「Apple Watch SE」では、フル充電に2.5時間かかる。

ゆえに、買うなら「Apple Watch Series 6」というわけだ。

価格:87,325円
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